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2005年11月15日 (火)

翼を広げて「トルコ編」

Scan10013nesrin 11月12日(土)に潮田地区センターで「翼を広げて」の最後の各国編である「トルコ編」がおこなわれました。講師のセヴダさんのおいしい手料理で始まり、留学生のシリルさんによるトルコの教育の話、簡単トルコ語会話、そして日本では江利チエミの歌ではやった「ウシュクダーラ」をみんなで歌いました。(写真は、20年前トルコに住んでいた頃の友人一家)

 かれこれ20年前イスタンブールでアパートを借りて住んでいた私にはとても懐かしいひとときでした。

 それにしても、日本ではトルコのことが本当に誤解されてきたなと思います。庄野真代の「飛んでイスタンブール」の歌詞に「ひかる砂漠でロール」とあるけど、イスタンブールに砂漠はないし、今回初めて江利チエミの「ウシュクダーラ」の歌詞をみたけどびっくり。えっ、ウシュクダールは女が威張っていて男は女のいいなりで、男がかわいそう?と本来の歌詞にはまったくない内容が含まれています。

 かつて日本には「トルコ風呂」という風俗があり、トルコ人からの抗議でいまは「ファッションヘルス」とかに変わりましたが、これも偏見です。トルコのトルコ風呂はまったく健全な美容と健康のための施設です。韓国エステが有名になっていますが、トルコ風呂もエステのようなもので、垢を落としてくれます。女性客には女性が、男性客には男性が垢すりをしてくれます。

 イスタンブールはビザンチン帝国の首都のコンスタンチノープルのことです。ビザンチン帝国はローマ帝国の別れですから、ローマ風呂の伝統がそのまま生き残ったのでしょう。ローマの文化、ギリシャ文化、キリスト教・イスラム教の文化などいろいろなものがイスタンブールに残っています。

 横浜市には約100人のトルコ人が在住し、そのうち半数の50人が鶴見に住んでいるそうです。トルコと日本は言葉もよく似ているし、文化や伝統などで共感できる部分が多くあります。家族を大事にするので、家族に関する単語が多いことや、よその人に「おじさん」「おばさん」とよびかけるところも、よく似ています。

 トルコ人は一番好きな国として日本をあげる人が多いです。実際にトルコを訪れるとそれが実感できます。なのに、日本では上記のようにトルコに対する偏見誤解が蔓延していました。それは残念なことですが、トルコを訪れる若者が増えてきて、こういった偏見はだいぶなくなってきたのではないでしょうか。 

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