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2005年12月31日 (土)

東海地震が来る前に止めよう! 浜岡原発

076 静岡県御前崎市にある浜岡原子力発電所は、世界で一番危険な原子力発電所といわれています。(ネット横浜の平和PJのメンバーと浜岡原発に視察に行ったときの写真)

 理由は?

 東海大地震の震源域に建っているからです。必ず起きるということで、一番研究がすすんでいる東海大地震ですが、原子力発電所は原子炉を止めても数ヶ月は原子炉が熱いままです。予知されてから止めても間に合いません。

 浜岡原子力発電所のアピール館にいくと最初から、この発電所はこんなに地震に強い岩盤の上に建っていますと、やたら強調しているところがかえって怪しい。ビデオで金槌で岩盤をたたいて丈夫ですと、アピールしているけど、実際にその岩盤に行ってみると、素手でもぼろぼろと崩れてしまうくらい弱いのです。

 地震で建物が倒壊するのも恐ろしいけど、浜岡原発が地震による事故を起こしたら、横浜も東京も放射能で大きな被害を受けます。

 東海地震は必ず起きる。その前に、浜岡原発を止めておこう。起こってからではもう遅い。

079 写真は、浜岡原発の建っているところと同じ岩盤を手で削っているネット横浜の荻野市議。2004年9月にいっしょに浜岡原発を見に行きました。

今、インターネット上でブログを持っている人たちが、「東海地震が来る前に止めよう浜岡原発」というキャンペーンをしています。賛同してこのキャンペーンに参加しました。ブログを持っていない方は、コメントを書いて参加をしてください。

_076

参考ホームページ:原発震災を防ごう 

トラックバックを送らせていただきました。

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2005年12月28日 (水)

横浜にも路面電車を復活させよう(1)

Photo_4 本牧で、「LRTは本牧をどう変える!」という勉強会の手伝いをしました。(写真はフランス、オルレアンのトラム)

 新潮文庫で「路面電車ルネッサンス」を出している宇都宮淨人さんに、世界と日本の路面電車(LRT)の講演をしていただきました。

 クイズ

1.高速道路を壊して、路面電車を建設した都市がある。

2.アメリカでは1981年以降、15都市以上路面電車の開業があった。

3.フランスでは、移動の自由を保障する「交通権」が基本的人権のひとつとして認められている。

4.路面電車は地下鉄よりも速い。

5.日本において市民出資による路面電車会社がある。

宇都宮さんの講演は、このクイズから始まりました。クイズの答えは全部○。次回から、それの解説をしていきます。

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2005年12月27日 (火)

横浜にも路面電車を復活させよう(2)

 クイズ1の高速道路を壊しては・・・。あります。アメリカのサンフランシスコです。

日本では、阪神淡路大震災のときは疑問をはさむ余地もないくらい、すぐに倒壊した高速道路の復元工事が始まりました。

 クイズ2 クルマ王国のアメリカでも路面電車は復活しています。15都市以上あります。

アメリカは自動車メーカーや石油会社などが路面電車会社を買収して、路面電車を廃止していった歴史をもっている国。それが、1887年のサンディエゴでの路面電車の復活後、私たちになじみのある都市で次々と復活しています。

 サンフランシスコ、ボルチモア、ポートランド、サクラメント、ソルトレークシティ、ダラス、デンバー、ロサンゼルス、ピッツバーグ、セントルイス、サンノセ、ミネアポリス、ダコタ、シアトル、ニュージャージー他

 ポートランドは中心部だけですが、公共交通の無料地区があります。街が荒廃して犯罪が多発していたダコマという都市では、路面電車開通後、犯罪が目に見えて減ってきているそうです。

犯罪はクルマに乗って」という記事がインターネット新聞に出ていましたので、参考にしてください。上岡直見さんの記事です。

Photo_3 写真は、馬車道を走る路面電車のイメージ図

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2005年12月25日 (日)

横浜にも路面電車を復活させよう(3)

クイズ3.フランスでは移動の自由を保障する「交通権」が基本的人権のひとつとして認められている

正解です。フランスでは、1982年に「国内交通基本法」が制定され、すべての人に移動の権利を明記し、それはいろいろな交通手段を自由に選択する権利があるという意味から公共交通サービスの重要性が強調されました。

 日本でも、「交通権」ということばが少しずつ定着してきています。宇都宮淨人さんも私も、上岡直見さんも交通権学会の会員です。交通権学会の交通権憲章では、第11条に交通基本法の制定を求めています。民主党が交通基本法の骨子をつくっています。しかし、横浜の民主党ではそれが理解されていないようです。お出かけサポートバス(ハマちゃんバス)の存続に反対をし、地域住民からの存続の請願を議会で否決しました。

 フランスの交通基本法は目標の実現に向けて制度改革などを行なうことが担保されていて、具体的には各地域で地域交通計画を策定することになりました。さらに交通税の創設など、各都市における公共交通充実ための施策が行なわれ、各都市ごとに新しい公共交通とまちづくりが行なわれています。

047jpghp 写真は今年の交通権学会。テーマにLRTがあり、各地のLRT・路面電車の団体のリーダーが集まりました。場所は来年日本初のLRTとして開業する富山港線の走る富山市で行なわれました。

参考図書:「都市と路面公共交通」西村幸格・服部重敬 学芸出版社

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2005年12月24日 (土)

横浜にも路面電車を復活させよう(4)

クイズ4.地下鉄より路面電車の方が早い

 これは微妙ですが、正解としておきましょう。地下鉄は改札まで行くのに地下に延々と降りて行かなれければなりません。大江戸線などは、本当に地下深いので、ホームに行くまで時間がかかります。

 それに対し路面電車は、路面からすぐに乗ることができるので、一説によると15km以内なら路面電車の方が早いと聞いています。

 日本の路面電車は、軌道敷内こそ車両通行禁止になっていますが、電車はクルマと同じように信号で止まります。でもLRTとよばれる路面電車は優先信号になっているので、信号で止まることがありません。ですから15km以内なら階段やエスカレーターを延々と上ったり降りたりする地下鉄よりも、目的地につく時間は早くなるというわけです。

 

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2005年12月23日 (金)

横浜にも路面電車を復活させよう(5)

クイズ5.市民出資の会社がある

002 あります。富山県高岡市と新湊市を結ぶ加越鉄道が2002年万葉線株式会社に引き継がれました。人口17万人の高岡市と人口4万人の新湊市。この路線の廃止問題が浮上したとき、住民運動が立ち上がり、万葉線の必要性を訴えるキャラバンを各地で行いました。

 結論をいうと、たとえ万葉線が今後赤字であっても、高岡市や新湊市のまちにとって必要な路線であるから税の負担もしていこうとなりました。

 万葉線の利用者は年に122万2千人。高岡美術館の利用者年8万3千人。それに対し、万葉線の維持費にかかる税金は一人あたり258円。文化センターになると1人21万円も負担している計算になります。

 こういった議論の末、市民もお金を出すということで万葉線株式会社として設立されました。この経過は、「万葉線とRACDA高岡 5年間の軌跡」をお読み下さいといいたいのですが、もう販売が終わってしまったようです。RACDA高岡のホームページ、または宇都宮さんの「路面電車ルネッサンス」をお読み下さい。

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2005年12月20日 (火)

報道って、本当に正しいの?

 15日にきくちゆみさんの講演会に参加して来ました。ビデオや映像豊富の話でとても説得力がありました。

 以前「マスコミの安楽死」という、日本のマスコミのひどさを書いた文章を読みました。その後もネットでビデオニュースを配信している神保さんの講演会に行き、日本のマスコミがいかに権力側について、偏った報道を行い、市民の力をそいでいるのか、お聞きしたことがあります。9月11日の総選挙など、今後の日本が誤った方向に行くとしら、この日がターニングポイントになるのでしょうが、この総選挙のマスコミの報道は、権力に対抗する市民の立場などかなぐり捨て、小泉首相の太鼓持ちになり下がっていまいました。

 しかし、アメリカの報道もかなりひどいことが、きくちさんや高遠菜穂子さんの報告でわかりました。10月にエントロピー学会に行ったときは高遠さんが話していましたが、劣化ウラン弾の被害を受けた子どもたちの写真展をしていると、かなり反戦の立場のアメリカ人でも「これはサダムがやったんだよね。ひどいよね」というそうです。

 今回きくちさんの話のなかにも、同じことが出てきました。アメリカはイラクで起こっている本当のことをほとんど知らされていないのです。劣化ウラン弾は、ブッシュパパが湾岸戦争を起こしたときのものです。

 大本営発表にだまされたのは、もう過去のことではありません。テレビや大新聞だけではなく、いろいろなところから情報を取り、どれが正しい情報なのか、いつも考えていく必要がると思いました。

 おもしろいホームページの紹介です。9.11でペンタゴンに3機目が墜落したことになっていますが、どう探しても飛行機の残骸がない。ホームページに行き、写真を自分の目で見てください。

 911ボーイングを探せ 

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2005年12月13日 (火)

「手返し」は誰が教える

町会の「お餅つき」に参加をしました。

子どもの頃は、本家である滝坂不動で親戚が集まりお餅月をしていました。その頃は子どもだったので、せいぜい自分の家のお供えもちを作らせてもらえるくらいで、手返しや自分で餅をつくことはありませんでした。

 息子の同級生の高校2年の男の子が手伝いに来ていましたが、昨年も経験したことから今年は腰の入れ方もとても上手になっています。家庭でお餅つきをしなくなった今、町会や自治会の行事が伝統文化を伝える大切な役割を担っていることを実感しました。もういいかげんおばさんである私も、「手返し」は親から教わったのではなく、自治会で教わっているのですから。

 自治会や町内会に対しては、いろいろな批判もありますが、私はまちづくりには欠かせない組織の1つだと思います。東京などでは、自治会のないまちもあるようですが、少なくても横浜の鶴見では大事な役割を担っています。さらにコミュニティづくりに役立てていきたいと思います。

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2005年12月 8日 (木)

消防団は自治の「いろは」

_025 「横浜の消防力を考える!」というテーマで横浜市消防局の方の話を聞く機会がありました。

  消防の歴史は、江戸時代の「まち火消し」ですが、これは今の消防署の職員のように常駐ではなく、仕事をもちながら火事があると駆けつける「消防団」でした。高橋さんの話では10年くらい前までは人口3万人くらいのちいさな町では、消防団だけで対応できたそうです。阪神淡路大震災のときは、消防団が大活躍しました。地域住民で組織しているため、家族構成などの情報を把握していたことが救助に役立ち、大勢の人を救いました。

 

私の叔父は生麦で消防団の分団長をしています。いとこは赤ん坊のとき風呂で溺れ、人口呼吸の知識をもっていた叔父のおかげで助かりました。結構頼りになるものです。

 

 この消防団の団員数が減ってきています。昭和40年代にはほとんど自営だった団員は今では多くがサラリーマンで構成され、女性の団員も増えています。日常的に地域にいる人が消防団に入るのが理想的ですが、自営業が減っているので、地域にいることが多い女性が増えているのでしょう。消防団というのは、地域を自分たちで守るという自治の原点だなと思います。実際、消防は警察と異なり、徹底的な地方分権組織で、権限も責任も市町村長にあります。

 

 来年あたりから団塊の世代の人たちがリタイアをして地域に戻ってきます。今、リタイアした男性たちがあちこちの地域で防犯パトロールを始めていますが、震災のときは、地域の防災力がとても重要です。自分の周りの消防団を見直してみたい気持ちになりました。

 

≪消防データ≫

2004年の火事の件数 鶴見区:89件(ワースト2)横浜市:1140件

消防団の数:横浜市:21消防団(中区に4つある)
鶴見区消防団員数:10分団あり、団員数は537人(うち女性59人)

同じような人口規模の戸塚区は66件の火事、消防団員:745人

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2005年12月 1日 (木)

小泉チルドレンの女性たちは「名誉男性」

10月31日付けの毎日新聞の夕刊に上野千鶴子さんの文章が載っていました。「フェミニズムはどこに向かうのか?」というテーマで、今回の衆議院選の分析です。

 ≪今回の衆院選挙によって歴代最多の女性国会議員が誕生した。でも、女「刺客」たちは「自己決定・自己責任」のネオリベラリズム(新自由主義)のもと一平卒として送り込まれたもの。イギリスのサッチャーをみても、アメリカのライス国務長官を見ても、女性の政治家が増えてからといってもそれで「ジェンダーフリー」の社会に変わるわけではない。刺客になった女性たちは恵まれた出自と才能・努力によって実績のある勝ち組であることに対し、多くの女性は、自分の選択ではなく産業構造の中で、正規雇用ではなくパートや派遣労働を余儀なくさせられている。男女差別をなくすどころか、女性と女性の間にも格差が拡がっているということです。いわば彼女たちは、男性優位社会にあって、男性と同じように仕事をしてきた名誉男性で、フェミニズムはこんな社会を望んだわけではない。≫

 以上が上野さんの文章を私なりに要約したものです。

 98年に親友に誘われて、女性問題をテーマにした鶴見区の生涯学級の運営委員をしたことがあります。そのときまでは「女性問題ってなあに?」と質問していたくらい、ジェンダーやフェミニズムの問題にまったく無知でした。「ウーマンリブ」という言葉にも抵抗があったし、ジョンレノンの「女は世界の奴隷か」という曲にも違和感をもっていました。でも大好きな友人からの誘いでもあり、子ども会の活動の中で「あれっと」思うこともあったので引き受けました。

 子ども会の会長をしていたのですが、「専業主婦」対「働く主婦」の対立があり、「どうして同じ女性同士で対立しなければならないのか」疑問に思っていました。「これも女性問題だよ」と友人に教えられ、それ以後ジェンダーや男女平等について勉強をするようになりました。

 ジェンダーフリーの社会とは女性に男性並みに働けと要求する社会でもないし、男性がスカートをはくのをめざしているわけでありません。女性も男性も働き方や生き方を選べて、そのことで差別を受けない社会を目指しています。女性の国会議員が増えても、男性に有利な社会が変わっていかない限り、女性同士の格差を広げているだけのことです。

 働く女性と専業主婦の対立など、女性同士の対立構造を助長することで男性有利な社会が、つくられています。でも男性優位社会は男性にとっても住みやすい社会とはいえません。リストラをされて自殺した人のほとんどが男性です。男性らしさを強制されることからの抑圧に苦しめられているように思えます。

 かつて日本のフェミニズムは、ファシズムに協力をしたことがあります。女性も男性と同じように戦場に行き、戦う。こんなフェミニズムやジェンダーフリーを望んでいません。たくさん増えた女性の議員のみなさん、勝ち組・負け組みの社会構造を断ち切るような活動をしてくださいね。

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