憲法九条の具現化こそ21世紀の潮流
参加型システム研究所の総会の記念講演で、前田哲男さんから「日米安保条約と神奈川県の基地問題」について話を聞きました。
改憲と基地の改編が同時に進行していることが大きな問題であり、神奈川県の基地は、軍港から飛行場、司令部、補給廠などまるで基地の総合デパートのような状態です。
米軍の軍港はアメリカ以外では横須賀にしか存在しません。米兵が起こした犯罪は、日本側の思うような捜査ができず、米軍に関しては治外法権で、対等な国同志の関係とは思えません。
第二次大戦の敗戦国であり、侵略側であったドイツは日本とちがい、近隣の国との友好関係づくりに大きな努力した結果、隣国すべてが友人であるという状態をつくりだしました。ドイツの安全保障は隣国の安全保障になっています。
翻って日本はどうでしょう。歴史の清算をせず、戦犯を祭ってある靖国神社へ首相が参拝して、世界中(決して中国と韓国だけではない)から非難をあびている始末です。
よく武力がなくてどうやって自分の国を守るのかといわれます。しかし、武力をもてば、相手も警戒してさらに強い武力をもとうとします。世界一強大が軍事力をもっているアメリカがテロの標的となりました。神奈川にある基地は、私たち日本人を守るどころか、より危険な状態にしているのです。
前田さんの「自衛隊を少数の国土警備隊として、あとは災害救援隊と国際協力隊に転換させる」提案に大賛成。
憲法9条は時代遅れではなく、これからさらに威力を発揮するすばらしい条文です。憲法九条の具現化にむけて努力をしていきましょう。
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写真は、2月2日川崎でおこなわれたソウル市交通体系改編事業のフォーラムのとき、話をしてくださったソウル市政開発研究院の金さん(右から2人目)と通訳の藤田さんと「横浜にLRTを走らせる会」の理事のメンバーです。