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2006年5月13日 (土)

WE21ジャパン・つるみの総会とWE講座

51_033jpgblog  今日は、私も設立に関わった「WE21ジャパン・つるみ」の第4回の定期総会があり、私が議長をしました。

 総会後、WEのつるみが独自支援をしている南アフリカについてのWE講座がありました。

 南アフリカは人種隔離政策(アパルトヘイト)によって、10%の白人が90%の有色人種を支配していました。今は民主化がすすんでいますが、そう簡単に差別や経済格差がなくなるわけではなく、特に貧困からエイズが蔓延して、4500万人の人口でHIV陽性者が500万人にも達しています。

 話しをしてくれたJVCの津山さんは福祉を学びに行ったスウェーデンで、南アフリカについて学び、現在はヨハネルブルグに住み、環境保全型の農業指導をしています。

 政府の農業指導は企業よりで、化学肥料・農薬・ハイブリッドの種を使ったかつての「緑の革命」のような、環境を破壊し、農民を借金つけにしてしまうようなものです。

 

環境保全型農業

政府の「食料増産」プログラム

とうもろこしの種類

伝統種(4種類)

種を保存し、翌年も植える

ハイブリッド(「高収量」品種)

毎年種を買う必要

混作

かぼちゃ、豆

なし

二毛作

小麦・オーツ

なし

肥料

牛糞・堆肥

化学肥料

農薬

自然農薬(灰・薬草)

殺虫剤・除草剤

かかる費用

なし

1haあたり5万円

収穫量1haあたり

4000キロ

2000キロ

販売高1haあたり

5万円/自家用

1haあたり2万円

土壌

年々よくなる

年々悪くなる

このように、環境保全型の優位は数値でも表れているので、少しずつ理解者が増えてきているそうです。

 アパルトヘイト政策がなくなっても、以前経済格差は大きく、エイズにかかる人たちはみんな貧しい人たちです。具合が悪くなっても病院へもいけないため母子感染も多く、感染した子どもたちの多くは10歳になる前になくなっていきます。

 かわいい子どもの写真を紹介したあとで「この子も昨年なくなりました」と聞くと、500万人の一人一人に人生があることを思い知らされます。

 名誉白人などと不名誉な「名前をつけられた日本人」。アパルトヘイトで南アフリカに経済封鎖を世界中で行なっているときに、貿易量を伸ばし、南アと深い関係をつくった結果の名称です。

 スウェーデンでは、南アの問題も自分たちの問題として支援を行なっているそうです。WEは本来アジアの女性への支援を目的で作られましたが、南アの問題に目をつむるわけには行きません。WEショップの役割の大きさを改めて認識しました。

なんのためにWEを設立したのか、何のための支援か。まず知ることが大事だと痛感しました。

※「緑の革命」は、名前はいいが、実は環境破壊と土壌破壊と農民の貧困をもたらした最悪の革命。緑という言葉を使うな、と言いたい。

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