電線のない都市景観を実現できるか!
今日は、全国路面電車ネットワーク主催のフォーラムがありました。(私もメンバーなので、受付を担当していました)
路面電車は「架線がうっとおしい」と言われる方もいます。でもフランスのボルドーではすでに架線のない路面電車(フランスではトラムといいます)が走っています。今回のフォーラムは、リチウム電池で架線なしで走る路面電車を開発した鉄道総研の方から、架線のない路面電車だどどんな可能性が広がってくるのかについて話しを聞きました。
横浜にLRTを走らせる会の理事でもある、建築家の栗原さんもこのフォーラムのパネリストの一人でした。
他のパネリストは、環境自治体会議の上岡直見さん、広島電鉄の藤元さん、交通安全環境研究所の大野寛之さん、三井物産交通システムの小山さん。
架線のない路面電車という専門的(悪くいうとオタッキー)な話題のため、来ていた女性は、読売ウイークリーの記者と私の2人だけでした。
栗原さんのコメントは建築家としての視点だったので、とてもおもしろかったです。最初に「電線」というテーマの絵のスライドを見せてくれました。普通、画家は風景を描くときに電線をないものとして絵を描きます。でも紹介してくれた絵は、結局日本の空は電線に仕切られたものではないかとして電線を描いています。(写真がその絵)
日本人にとって空を見上げればそこに電線があるのは当たり前の風景。それがなくなってみると、素敵な都市空間が生まれてくる。
横浜でも関内は電線の地中化が行なわれています。鶴見でも鶴見銀座では地中化が行なわれ、空は電線で仕切られていません。でも、空を見上げなくなった私たちは、それすらも気づかなくなっています。
電線の地中化にはたくさんのお金がかかります。都市景観にお金をかけてもよいという市民合意はどれくらい高まっているのでしょうね。
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コメント
我々の研究グループでは,地球温暖化対策や将来の石油代替エネルギーの対応として,大型のリチウムイオン2次電池を作り,それを活用した架線レス路面電車等の鉄道システムの開発を行っています.参考までに,ホームページより映像データを配信していますので,ご覧下さい.路面電車とLRTを考える館にも紹介されています.
投稿: 荻原隆 | 2006年6月30日 (金) 19時02分
ホームページを紹介してくださってありがとうございます。
さっそく横浜にLRTを走らせる会のブログに紹介したいと思います。
投稿: 松川ゆみ | 2006年7月 1日 (土) 01時52分
HPにて,電池による電車の情報を公開しています.
投稿: 荻原隆 | 2006年12月13日 (水) 18時40分