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2006年11月 3日 (金)

大阪のおばちゃんたちはすごい!関西のチケットサービスと関東のサービスの違い

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全国路面電車ネットワーク主催の公共交通の運賃に関するフォーラムがありました。

全国路面電車ネットワークは、全国の路面電車の市民団体をネットワークしている組織で、私も運営委員の一人です。運賃収受というかなりオタッキーなテーマなので、女性は10分の1いるかいないが程度でした。

 路面電車の運賃制度の問題点は、横浜にLRTを走らせる会のブログで紹介するとして、すごくおもしろかった話しを1つ。

 関東の私鉄の運賃カードとして「パスネット」がありますが、関西では「スルッとKANSAI」といいます。パスネットは最低運賃の残額がなければ、入場することができませんが、スルット関西は残額が10円でも改札を通ることができます。

 関西のおばちゃんたちは、自分が残額を確認していなくて改札を通れなくても、「このカードのせいで電車に乗り遅れた。どないしてくれんねん!」と、駅員に文句をいうそうです。

そのことから、知恵をしぼって残額10円でも改札を通れる仕組みにしたとか。

この関西のおばちゃんたちの文句や不満が、今度ICカード(スイカのようにワンタッチで改札を通過できるカード)のPITAPAに変わります。

で、このPITAPAがすばらしい機能をもっています。まず、銀行の口座とつながっているため、チャージがいらない。支払いは後払い。

そのため、こんなサービスもできるそうです。或る区間から区間を指定しておけば、乗った回数によって割引されます。

 私は、ネット横浜の事務所のある「関内」と「鶴見」間で電車を利用しますが、定期を買った方が得なのか、回数券が得なのか、通常に運賃を払った方が得なのか、悩みます。ところがPITAPAなら、「関内~鶴見」を指定しておけば、利用回数が多かったら定期料金に割り引いて引き落としてくれます。

 「へえ~、いいなあ」と思いました。関東で今度パスネットとスイカがいっしょになった「パスモ」が登場してきますが、パスモにはこの機能はついていないそうです。つまり、同じICカードでありながら、関西の人は割引サービスがあり、関東にはないということです。

 「スルッとKANSAI」は、関西人のわがままを聞いてどんどんサービスをあげていくのに、東京人はおとなしく文句をいうことがないので、サービスに反映されません。

 振り込め詐欺にもだまされない大阪のおばちゃんたちが、新しいカードを生み出すきっかけとなった話しは会場でも大うけでした。

 反面、「パスモ」はバスでも使えるそうですが、バスカードは「パスネット」や「スイカ」と違い、少し運賃が割引になっています。JRの私鉄もバスもいっしょに使えるカードは便利でいいけど、結果として割り増しになるのでは、利便性の向上と逆になります。

 地方分権は大歓迎だけど、交通のように全国ネットになっているものは、全国共通のシステムにしてほしいと思います。(独占禁止法にひっかかる?)

詳しくはPiTaPaのサイトをご覧下さい。

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01.人と環境にやさしい交通」カテゴリの記事

コメント

パスネットやスイカに割引が無いことに以前から不満を感じていたんですが、それで文句言った事無いですわ(汗)以前のオレンジカードには割引というか、購入額より少し多く乗れるサービスが付いてましたよね。なぜ、無くなってしまったんでしょうか?
パスネットの残高を確認してなくて、電車に乗りそこなったこともあったけど、駅員に文句言う考えも浮かばなかった。自分のドジを嘆いただけ。。。やはりここは主張すべきだった?
いつも乗る同じ区間もあるけど、回数券を買うかどうかも悩みます。関西でできるなら関東でもできるはず!無視できなくなるくらい皆で主張しましょうよ!

投稿: さち | 2006年11月 5日 (日) 09時46分

「スルッとKANSAI」の横江さんは「関西のお客さんは、これでは満足されないんですね」という言い方をしていました。
 私はブログに交通のことばかり書いているので、鉄道マニアと間違われることがありますが、そうではありません。今でも、東京に行くときは、路線図を片手に迷子にならないように気をつけています。地下鉄でも営団(東京メトロ)なのか、都営なのかわからずにまごまごしています。割引切符の情報も持っていないし、あとから「そんな得なチケットがあったのか」と悔しい思いをすることがたくさん。私みたいな人を情報弱者というそうです、一見何の障害ももっていないようでも、情報弱者にとってバリアは至るところにあります(駅の案内表示版を一目では理解できない。上を向いた「⇒」が「まっすぐの意味」なのか、すぐそばの階段を登れと行っているのか理解できずに、立ち往生しています。特に新宿駅は嫌いだ)。
 「スルッとKANSAI」の試みは、情報弱者へのバリアフリー化の1つだと思います。だから、スルッとKANSAIではこんなことができるということを、情報弱者の利用者にもちゃんと伝えてほしいと思います。
 でも、関西のおばちゃんたちなら、自分が知らなくて損をしても、教えない方が悪いと、主張できそうですものね。私たちもこれくらいの根性が必要かも。
 
 

投稿: 松川ゆみ | 2006年11月 5日 (日) 11時29分

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