生活クラブのパワーを見た
生活クラブの生産者の集まりである「親生会」の30周年記念パーティーに行ってきました。
写真は、挨拶をする連合会の加藤会長。
10人がけのテーブルが57もあって、500人を超える人たちが集まりました。
パネルディスカッションでは、消費材開発の苦労話や生活クラブ以外への生産者に与えた影響など、生活クラブの元消費委員長である私にとってはおもしく、また懐かしい話しもありました。
生活クラブは「生活クラブ用語辞典」があるほど、一般にはない言葉を使ったり、開発したりしているので、生活クラブでない人たちには通用しないものもたくさんあります。
「消費材」ということばは、一般的にいう「商品」です。でも、生活クラブでは「商品」は、お金を儲けるためにつくられたものであることから、組合員が自分たちが欲しくて、生産者に作ってもらったものはお金を儲けるためではない。だから商品ではなく「消費材」と呼びます。
売る側の論理だけで、物を買わされている消費者が、買うことの力を結集することで可能性を広げてきました。自分たちがほしいものを生産者に作ってもらう。
昔、豚肉を扱っていなかったとき、平田牧場を見学した組合員が、「この豚を食べたい」といったことから、始まった豚肉の取り組み。ヒレ肉やロース肉は人気があるけど、ヒレやロースだけでできている豚はいない。バラも肩肉もすべて買い取る「1頭買い」という形で共同購入が始まりました。
こうして、生産者と消費者の信頼関係を築き、遺伝子組換え作物が登場したとき、これを嫌だという組合員の声を聞き、遺伝子組換え作物でない原料で生産する努力をしてくれています。
生産者の集まりなので、ご馳走も生活クラブの消費材をつかったものでした。
平田牧場の角煮と蒸しパン。
ワインはアルプス、アイスは新生酪農。
といっても、生活クラブ以外の人にはわかりませんよね。
何も、日本中の人が生活クラブに入ればいいわけではなりません。市販のものが安心して、食べ続けられるものに変われば、生活クラブは必要がないのかもしれません。
国産のものを食べよう、なるだけ自分の家の近くでできたものを食べよう。これが理想です。
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