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2007年1月 5日 (金)

横浜市議会では議員定数削減は議会改革ではない

 お正月、実家に行ったら、父宛に自民党の市会議員からニュースが届いていました。父は自民党支持者でした。その中の文面に母は怒っていました。

 議員定数削減という議会改革を提案したのに他会派に反対させて実現できなかったと

 議会改革とは議会をもっと市民に近づけるための改革であって、横浜のように人口の割りに議員定数が少ない都市では、削減などしては、ますます議会を市民から遠ざけることになります。

 それで、母はとても怒っていたのです。

 元旦の神奈川新聞に議会の役割について様々データも載せて特集されていました。この記事のしたに載せておくので見て下さい。

 横浜市議会の定数は92人。これだけ見ると県議会に次いで多いため、議員が多すぎると感じるのかもしれませんが、議員一人当たりの市民の数は横浜市は39189人と約4万人。

 同じ政令市の川崎でも21000人と横浜の約半分。私がよく鶴見区と人口が同じとして例に出す平塚市は、7600人。でもこれでも決して多いわけではありません。

 さらに市民一人当たりが負担する議員報酬は横浜市は5円で最下位。一体これで、議員定数を減らすメリットってなんですか?

 横浜では普通の市民が議員と話しをする機会など滅多にありません。そのため横浜では議員は市民にとって特別な存在。これ以上議員を減らして議員を特権階級にしてしまうことがどうして議会改革なのか、まったく理解できません。

 平塚市も鶴見区の人口は26万人台。平塚市は議員が34人で鶴見区は7人。市民の負担は横浜市5円で、平塚市33円。これでどうして議員の数が多いといえるの?

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コメント

松川さん、新年おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今実家の隣接市でも、議員定数削減は行なわれたのに議員報酬はアップするというおかしな事態になっています。

「一票の格差」と同様、代理人たる議員の、人口一人当たりの議員数に市町村でこれほどの格差が出るのは、憲法の平等権に抵触しているとしか思えない事態です。(もちろん最高裁に訴えてもムダですが)

また議員定数削減により、結局地元に地盤・看板・カバンのある候補者が選挙で優位になり、無名の新人候補が当選する可能性が厳しくなるという指摘が多々あります。議会改革や議会の活性化には議員自体の交代・刷新が必要ですが、その機会を減少させることにもなりかねません。

民主主義とは多様な背景をもつ多様な声をできるだけ反映させるシステムですので、一部の候補者個人や組織に有利な仕組みを結果的にであれ形作ってしまうのはよくないと考えます。

上述の市の場合でも、議員報酬を一人当たり少額カットすれば、議員定数をわざわざ削減せずとも十分に経費節減できることがデータで示されたようです。

横浜市は議員報酬が月額97万円、政務調査費が月額55万円と聞いています。一般のサラリーマンの月給に比べればはるかに高額でうらまやしいくらいですね。ネットの皆さんもこの問題を訴えているようですが、横浜在住勤労者の方々はまだまだ実態を知らないと思うので、これらの問題はぜひ選挙の一つの争点にして、一般勤労者のサイフ感覚で常識はずれであることをアピールしてください。

投稿: 今本秀爾 | 2007年1月 7日 (日) 02時25分

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