CDFI=コミュニティ開発金融機関って何?
私は女性・市民信用組合設立準備会(WCC)の委員をしています。今日は、その学習会がありました。
NPO法人などが設立するとき、融資してくれる銀行などはほとんどありません。まして女性が起業するための資金など、銀行へ絶対に貸してくれないのです。でも、神奈川は女性たちが中心になっているワーカーズコレクティブという市民事業がたくさんあり、ワーカーズなしでは神奈川県では介護保険事業も回っていきません。神奈川にある多くのワーカーズコレクティブやリサイクルショップで海外支援をしているWEショップの立ち上げにWCCは貢献してきました。
全国にはWCCと同じようなNPOバンクと呼ばれる非営利の貸金業が9団体ほどあります。NPOバンクは地域を元気にしてくれるいい金貸しです。改正貸金業規正法により、このNPOバンクの存在があやうくなっていることを以前ブログに書きました。
で、NPOがたくさん存在しているアメリカやイギリスではどういう制度になっているかという勉強会をしたのです。
アメリカはクリントン政権時代に、銀行の融資を受けることが出来ない黒人やスラムに住む人たちなどへ融資するようなNPOバンクをたくさん産み出すため、政府が認定したNPOバンクには融資をしたり、ここに寄付した人や法人に減免措置をするなど寄付を促して、政府の政策としてNPOバンク=CDFIを作り出しました。
イギリスはブレア政権のとき、崩壊してしまいそうな地域社会や疲弊した地方を再生するために、フェニックスファンドという基金をつくり、NPOバンク=CDFIづくりを行なってきました。
つまりイギリスもアメリカもNPOバンク(非営利の金融機関)はしっかりと政策の中に位置づけられています。しかし、日本では非営利の金融機関など金融庁には全く考えられていません。
これからは環境問題や多重債務の問題からも、政府も積極的に非営利の金融を作り出していく必要があるのではないでしょうか。
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