富山市と横浜市の違い
6月9日(土)、「横浜にLRTを走らせる会」の定時総会が開催され、今年度は副理事長から事務局長になります。
午後からLRT(新型路面電車)のフォーラムがあり、コーディネーターを務めました。
開業から1年たった富山ライトレールの事例報告を㈱富山ライトレールの大場さんに、開港150周年をめざして観光に力を入れている横浜市の報告を経済観光局の鈴木課長に、そして野毛だけでなくみなとみらいや馬車道みにも拡大しているヨコハマ大道芸実行委員会の事務局長の広瀬さんにお話を伺いました。
富山市の市域は横浜市よりもずっと広く(合併したため政令指定都市の中では静岡市に次いで2番目の広さとなった)、クルマ社会であるため、高齢社会になり移動困難者が増え、このままでは行政コストが膨大になってしまうと、コンパクトな街づくりを目指しています。
LRTを導入することはそのための街づくりの一環です。しかしLRTを導入したことでLRTそのものが観光資源となり、今まであまり観光のイメージの無かった富山市にLRTを乗りに来る観光客が増えた結果、休日には5倍も予想利用者を上回る好成績となりました。
今回のテーマは「ヨコハマの環境と観光を考える」というものでしたが、富山の話しを聞くと、街づくりの中でLRTが位置付けられていることがよくわかり、バスの路線廃止など、高齢社会に向けて平気で移動困難者を増やしている横浜市との違いが大きく出ています。
観光に向けても、150周年で5000万人もの観光客を予想している横浜市ですから、環境創造都市の名前に恥じないように、観光に対しても環境の視点がほしいものだと思いました。市の職員だけでも3万人もいる大きな組織では、それぞれの組織の中で一生懸命やっていることはわかりますが、すべての政策の下敷きになるものに今の時代は環境の視点を入れてほしいものだと思いました。
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