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2007年6月11日 (月)

イスラムとテロ

Ts380126  日本トルコ文化交流会の主催の「イスラムの観点からテロと自爆攻撃」をいう講演会に行ってきました。

横浜在住のトルコ人は100人。、そのうち半分が鶴見区に住んでいます。生涯学級で知り合ったトルコ人の友人に誘われて、参加してきました。

今、テロというとイスラム過激派とイコールのように言われているが、それが大きなあやまちであること。アメリカの政権が民主党に変わっても、イラクからの撤退はあり得ないことなどが3人の論者によって語られました。

防衛大学の教授である孫崎亨氏、東京財団の佐々木良昭氏、トルコセルチュク大学のアクタイ・ヤースィン教授。

アメリカの大統領選は以前と変わってしまった。お金がないと大統領になることはできない。そのお金の出所を考えれば、アメリカにとって中東地域が最重要であることは民主党であっても共和党であっても変わらない。

 イスラムが過激で排他的というのが誤解であることはオスマントルコの時代を見ればわかる。多宗教・他民族が共生していた。それを今のトルコがしっかりと認識をして発信をしていくことが大事だと。

 イスラムでは殺人を大きな罪だとしている。また自殺も禁止されている。テロは宗教から来るものではなく、その地域の事情と外部からの圧力がある。それがテロとなっている。ジハードの意味は本来忍耐とか努力の意味。

 佐々木教授は、分析からさらに一歩進めて、テロに関心の改善法を提案しています。あくまでも宗教が理由でのテロではないため、紛争が起こっている地域でのスロービジネスへの回帰。つまり伝統工芸技術を基礎にした工業の奨励、必要なものを必要なだけ生産消費する社会へのと変えていくこと。

オスマントルコが600年にも渡って他民族で共存していたのは、ギブアンドテイクの関係ができていたからで、大英帝国やヨーロッパ諸国の支配が続かなかったのはテイク&テイクであったから。

トルコはほとんどがイスラム教徒の国です。でもトルコはEUに加盟を希望しているなど、かなり欧米化しています。イスラムと欧米をつなぐことができる可能性をもった国です。

 鶴見にはトルコ人がつくったインターナショナルスクールがあります。鶴見からかつてのオスマントルコのように、いろいろな人が共生できるまちをつくっていきたいと思います。

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