ノーカーデーとカーフリーデーの違い
今、日経ネットPLUSで、「ノーカーデー」の議論が盛んに行なわれています。その議論とずれるかもしれませんが、横浜カーフリーデーの言いだしっぺとして、一言いいたいと思います。
よく「カーフリーデー」という言葉はわかりずらい。「ノーカーデー」の方がわかりやすいといわれます。でも、私は「ノーカーデー」という言葉が嫌いです。
カーフリーデーはクルマから自由になる日。都市ではクルマがない方がもしかして便利で快適かもしれないよ、試してみようよ、というのが、「カーフリーデー」。
クルマは今、私たちの生活に欠かすことのできない文明の利器です。でもそれは使い方を誤ると、快適な生活を脅かすだけではなく、命さえも危険にさらす道具でもあります。そのクルマの使い方を考える日がカーフリーデーなんです。
「ノーカーデー」は、単にクルマに乗るのをやめましょう、という日。環境のために、クルマに乗るのを我慢する日です。
私はマイ箸も人に強要する気もないし、布ナプキンもしかり。どちらも環境のためだけにやっているわけではなく、自分が心地いいことが、環境にもいいならなおグッドと思っています。
カーフリーデーも、都市の中では不要・不急なマイカーはない方が快適に過ごせるよ。限られた都市空間に駐車場をつくるより、花壇や公園の方が気持ちがいいし、クルマを持っていない人でも自由に買い物にいける店がある方がいいでしょう。
ノーカーデーは「今日はクルマに乗るのをがまんしましょう」。
カーフリーデーは「クルマのない都市空間を楽しんでみましょう。マイカーの代わりに別の移動手段を用意しますよ。それを試してみてはいかがですか。」という日です。
もちろん、横浜カーフリーデーはそこまでいきません。でも、とてもきれいな日本大通りのオープンカフェで、排気ガスを気にせず食事が楽しめます。
ノーカーデーは、私のイメージは「我慢の日」。カーフリーデーは「楽しむ日」。我慢だけだと、人間続きません。楽しい要素がなければ、環境のためだけでは行動に移せないんです。
日本各地で、実は内容的にはカーフリーデーなのに、ノーカーデーという言い方をしているところがあります。残念だなあと思っています。
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